刊行情報

GSO グローイング・スキル・オンライン

「魔法職って殴っちゃいけないの?」

設定ミスによって窮地に追い込まれた主人公が、武術チートを駆使してゲーム世界で脚光を浴びていく、新感覚VRMMO小説。

著: tera
イラスト: 山椒魚
四六判  1,200円+税
ISBN: 978-4-7973-9229-6

この本を注文する

関連書籍

本の紹介

最新のVRMMOゲーム「グローイング・スキル・オンライン」に誘われた初心者ゲーマーのローレント。キャラ設定で魔法使いを選択しながら、何故か前衛職スキルを取得してしまう。
属性とスキルのバランスの悪さから苦労していると、とある魔法使いからテレポート系のレアスキルを伝授される。異色の魔法使いプレイヤーとして一躍有名になったローレントは、次々にやってくるトラブルをレアスキルと武術チートを駆使して乗り越えていく。

一方、フィールドの開拓に行き詰まったプレイヤーたちは、この問題を解決するヒントを得るのだが……。

魔法×武術の新感覚ゲーム実況、ここに開幕!

著者紹介

GSO グローイング・スキル・オンライン』著者のtera先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

私が高校生くらいの時、携帯小説が流行っていたんですが、その時ちょこちょこガラケーを使ってチャレンジしてみたことがあります。結局打ち込むのが大変で続きませんでしたが……。なので本格的に始めたのは2014年秋頃です。たまたま栄養失調になりまして、家に居ても暇だったもので、ノリで小説家になろう様に投稿しましたら初めて書いたものがいきなり日刊ランキングの2位だか1位だかを取りまして、それがそのままズルズルと続けるきっかけになりました。その奇跡がなかったら三日坊主だったと思います。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

ウェブ掲載のものは読みやすさに気を配っています。あとは事細かく描写するのが好きじゃ無いので、読んでくれる方々が何となくこう想像してくれればいいかなって具合で。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

SFファンタジー、バトルアクションものです。「とある魔術の禁書目録」は買ってました。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

基本的に自宅のデスクですが、最近は外食が多いので出先でスマフォにアイデアや簡単な展開と文章を打ち込んで、家に帰ってまとめるという形を取っています。執筆時間は夜10時〜深夜2時まで。次の日が休みだと朝まで書いてることもあります。

作品「GSO グローイング・スキル・オンライン」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

もともと2Dのネトゲを10年位プレイしてましたので、スキルとかシステムなど、そして主人公の魔法使いなのに殴っちゃう点はその辺りから着想を得ています。もちろん主人公の人間関係も当時の人間関係からちょくちょく参考にさせていただいてます。

作品の見所はどんなところですか?

大人しそうに見えてバトルジャンキーな猫かぶり主人公と、そいつに振り回される個性豊かな生産職の方々の絡みです。

お気に入りのキャラクターはいますか?

主人公ローレントです。彼を書いていて楽しいからここまで続けられたと言っても過言ではありません。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

読みやすく歯切れのよい文章を心がけているウェブ掲載に慣れていると、書籍向けの改稿が想像以上に大変でした。ですが、実際に文章が書き上がると味わったことのない達成感がありました。それに自分が考えたキャラやシーンがイラストになる、流通に乗る、世に出る。それだけでテンションはガッツリ上がりますね。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

継続は力なりです。その継続は他人に見える場所でやることが大事です。
これ見よがしに、ええ。