刊行情報
被追放者たちだけの新興勢力ハンパねぇ2
~手のひら返しは許さねぇ、ゴメンで済んだら俺たちはいねぇんだよ!~
- 第3回ツギクル小説大賞 大賞&ファン投票賞 W受賞作!
本の紹介
無限魔導士、鋼の超人、闘神、破壊神。
どんな強敵もワンパンで倒す伝説のジオパーク団に刮目せよ!
帝国から旅立ったジオたち一行は、海底都市に立ち寄った後、ワイーロ王国へとたどり着く。
歓迎ムードの中、突如、天候が一変。嵐の中、勇者オーライとそのパーティーが姿を現す。
オーライを目にして怒りに震えるマシン。マシンの封印された過去が徐々に明らかになっていく――。
拳で語り合う、ちょっとおバカなジオパーク団の旅、第二弾!
著者紹介
『被追放者たちだけの新興勢力ハンパねぇ』著者のアニッキーブラッザー先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
大学生の頃、「天元突破グレンラガン」のアニメを見たのがきっかけです。あの激熱の物語に心を揺さぶられ、もっと色々な関連する物語を読みたいと二次創作小説を探しました。しかし、当時はネット上にグレンラガンの二次創作小説は全く無かったので、無いなら自分で書いてしまおうと思い、二次創作小説をたくさん書いたのが全ての始まりでした。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
・どんな展開をすれば熱い物語になるのか。
・主人公一人が居れば何でも解決できるような物語には絶対にしない。
・主人公の身近に、主人公より精神的にも成熟し、主人公より強いキャラを傍に置く。
・「敵のときは恐ろしかったが、味方になるとこんなに頼もしいとは……」と思える、いずれ仲間になる敵キャラを用意する。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
自分の作家人生に影響を与えたのは、「天元突破グレンラガン」、「うたわれるもの」、「魔法先生ネギま!」、「CUFFS傷だらけの地図」です。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
特に決めておりません。書きたくなったら書くというスタンスで、基本的に家で書きます。 普通に書く際は、「うたわれるもの」の挿入歌やBGMを聞いて、熱い展開を書こうとするときは「天元突破グレンラガン」の挿入歌をエンドレスで聞きます。
作品「被追放者たちだけの新興勢力ハンパねぇ」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
・偶然見た、「小説家になろう」のランキングで追放モノが多すぎたので、そんなに追放されるなら、お前ら一緒になれと思ったこと。
・作者は高校時代では男子校で、普段の学生生活において周りの目や女子の反応などを気にすることなく、変にかっこつけたりもしないで素の自分をさらけ出して皆が仲良かった。グループにはスポーツ馬鹿、ヤンキー、チャラ男、ガリ勉、ヲタク、と多様な人種が混ざり合っていて楽しかったから、性格バラバラの男だけのパーティーの物語を書きたいと思った。
作品の見所はどんなところですか?
過去や細かいことは気にしないで、男たちがこれからの人生を楽しもうとするところです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
もっとも将来性がある、パーティー最年少の気弱な少年「チューニ」です。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
書籍の表紙にヒロインを入れるかどうかで議論したことです。ラノベであれば普通は議論するまでもなく表紙にかわいい女の子は必須であるが、本作に関しては作者の気持ち的に入れたくなかったので、そのワガママを通していただいた編集部様には感謝です。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
・小説とは全く関係のない趣味やコミュニティを見つけて、自分の世界を広げた方がいいと思います。その全てが何かしらのヒントになるかもしれません。
・読者の方から批判や辛辣的な意見をもらったとしても、それで心を折らないようにするべし。