刊行情報
嫌われ勇者に転生したので愛され勇者を目指します!
~すべての「ざまぁ」フラグをへし折って堅実に暮らしたい!~
- 「ざまぁ」される側に転生した身にもなってくれ・・・ 最悪の未来を回避するために破滅フラグを攻略していく元嫌われ勇者の奮闘記、いま開幕!
- 双葉社でのコミカライズも決定!
著: | 鈴木竜一 |
イラスト: | とよた瑣織 |
定価: |
1,320円 (本体1,200円+税10%) |
ISBN: | 978-4-8156-0844-6 |
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サイズ: | 四六判 |
本の紹介
大人気Web小説に登場する勇者バレットは、主人公ラウルに陰湿な嫌がらせを繰り返してパーティーから追放。だが、覚醒したラウルに敗北し、地位や名誉、さらには婚約者である可愛い幼馴染も失ってしまい、物語から姿を消した。
読者からは「自業自得」「失せろ、クズ野郎」「ざまぁw」とバカにされまくる、嫌われ勇者のバレット――に転生してしまった俺は、そんな最悪な未来を覆すため、あらゆる破滅フラグをへし折っていく。
才能に溺れず、しっかり努力を重ねて人々から愛される勇者となり、主人公ラウルに奪われる幼馴染との安らかな生活を心に強く誓うのだった。
最悪の未来を回避するために破滅フラグを攻略していく元嫌われ勇者の奮闘記、いま開幕!
登場人物紹介
著者の紹介
『嫌われ勇者に転生したので愛され勇者を目指します! ~すべての「ざまぁ」フラグをへし折って堅実に暮らしたい!~』著者の鈴木竜一先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
小説を書き始めたのは大学生の時ですね。実はそれまで小説ってほとんど読んだことなくて……夏休みの読書感想文とか毎年頭を悩ませていました(笑)。
きっかけは友人が貸してくれたライトノベルで、それを読んでからすっかりハマってしまいました。そのうち、自分でも書いてみたくなって、書いてみたら今度はコンテストに応募したくなってと発展していき、今に至ります。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
技術云々ではなく、シンプルに読者が「楽しい・おもしろい」と感じてもらえるように話の構成を考えていますね。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
ファンタジー作品の中でもスローライフものが好きでよく見ますね。その影響もあってか、自分の作品もスローライフものが多いです。でも、映画はド派手なアクションものが好きですね。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
執筆する場所は基本的に自宅です。よくノートパソコンをカフェに持ち込んで執筆している作家さんのツイートとか見ますけど、自分の場合は周囲の目が気に合って執筆に集中できないので。時間は平日で大体3時間くらい。その分、週末はガッツリ執筆に時間を割いています。
作品『嫌われ勇者に転生したので愛され勇者を目指します! ~すべての「ざまぁ」フラグをへし折って堅実に暮らしたい!~』が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
昨今話題のいわゆる《ざまぁ》系を読んでいて、「これ《ざまぁ》される側を主人公にした面白いかも」と思いつき、そこから話の構成を練っていきました。
作品の見所はどんなところですか?
やっぱり、《ざまぁ》を回避するために奮闘するバレットの頑張りですね。原作では最悪の終わりを迎える彼が、どのようにしてあちこちに散らばる《ざまぁ》フラグを回避していくのか注目してもらいたいです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
バレット、ティーテ、ラウル、ジャーヴィスのメイン4人はもちろんですが、マリナたちメイド3人娘も作中ではいい感じに動いてくれていますし、イラストもイメージピッタリでお気に入りです。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
これはもうなんと言ってもイラストに尽きると思います。鈴木は絵心がないので、イメージ通りのイラストを仕上げてくださったとよた先生には感謝しかありません。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
まずは書いてみること。これをしなければ何も始まりません。あと、あきらめずに続けることですかね。鈴木は書籍作家としてデビューするのに書き始めてから10年かかりました。すぐに結果が出なくても、試行錯誤を繰り返し、挑戦し続けることが重要だと実感しています。頑張ってください。