『婚約解消を提案したら王太子様に溺愛されました　～お手をどうぞ、僕の君～』著者の春風悠里先生にインタビュー！ 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました！

小説を書き始めたのはいつ頃からですか？きっかけは？

読書が好きだったので、大学生の頃に小説を書いて部誌を発行するサークルには入っていました。そのあとは全然書いていなかったので、久しぶりすぎる執筆です。

小説を書く時に心がけていることはありますか？

テンポや文章のリズムは、気をつけています。自分が書いていて楽しい気分になれるかどうかが、一番ですね。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

乙女ゲームは大好きです。育児もあり、ほとんど小説は読めていません。直近で購入した本は、漫画なら『将棋の渡辺くん』6巻、雑誌なら『文春将棋 読む将棋2022』、それ以外なら藤井聡太竜王（当時四冠）とノーベル賞を受賞された山中伸弥教授の対談本『挑戦 常識のブレーキを外せ』だと思います。藤井竜王のファンなので、関連する本ばかりです。今は第7期叡王戦の初防衛なるかというところで、注目しています。大盤解説会に行くのも好きですね！

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

2歳の次男のお昼寝中や、休日に夫が公園などに連れて行ってくれた時、寝かしつけが終わったあとなどにスマホのアプリで書いています。ソファの上でくつろぎつつ、ですね。

作品「婚約解消を提案したら王太子様に溺愛されました　～お手をどうぞ、僕の君～」が生まれたきっかけは？（何から着想を得たのでしょうか？）

小説投稿サイトの存在と悪役令嬢転生ものが流行っていることを知って、それなら乙女ゲームにタロットカード、ボードゲームと、私が好きなものを全部盛り込んだ溺愛系の話を書いてみようかなと思いました。

作品の見所はどんなところですか？

一つ一つの恋愛過程を経ながら、お互いの愛情が少しずつ深まっていくところですね。せっかくの架空の世界ですから、悪い人が一人も出てこなくて恋愛イベントが次々と起こるような、ときめきだらけの穏やかで甘くてひたすら優しい世界を作り出したいな、と思いました。読み終わった時に、皆さんに温かい気持ちになってもらえたら嬉しいです。

お気に入りのキャラクターはいますか？

皆かわいくて大好きなんですが、ジェラルドは特に書いていて楽しいです。

書籍化される過程で印象深いのは？（改稿が大変、イラストがうれしい、など）

イラストが美麗すぎて卒倒しそうです。見た瞬間、黄色い声を上げました。「花染なぎさ先生のファンになりました。惚れました、大好きです！」と、この場を借りて告白したいです。これからもずっと好きだと思いますし、私が生きている間は絵を描いていてほしいと願ってしまいますね。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

デビュー作品ですし、私は幸運なだけだったと思っています。こんな話が読みたいと思ったものを文章にしただけなので、あえて言うのなら、小説を書くことが楽しいと気付いた初心を忘れないこと、なのでしょうか。
私のアドバイスは参考にはならないのかもしれませんが……皆様の夢が叶うことを、心より願っています。