- 婚約破棄&追放された聖女、隣国で大活躍!
- ゆるゆると勝ち上がっていく異世界転生ファンタジー
- コミカライズ企画も進行中!
刊行情報
追放聖女の勝ち上がりライフ
著 | : | まゆらん |
イラスト | : | とぐろなす |
本の紹介
グラス森討伐隊で働く聖女シーナは、婚約者である第三王子にお気に入りの侯爵令嬢を虐めたという理由で婚約破棄&追放を言い渡される。
その瞬間、突然、前世で日本人であった記憶を思い出す。
自分が搾取されていたことに気づいたシーナは喜んで婚約破棄を受け入れ、可愛い侍女キリのみを供に、魔物が蔓延るグラス森に一歩踏み出した――
虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく異世界転生ファンタジー、開幕!
登場人物紹介
異世界転生者
ダイド王国第三王子の元婚約者。婚約破棄された際に、異世界転生者であることを思い出す。魔力無限大のチート持ち。
シーナ命!
シーナを慕う侍女。ダイド王国の孤児院育ちで、律儀で真面目な性格。
ジンさん
ガチムチで、狂ったように魔物討伐に打ち込む様から「魔物狂い」と呼ばれている。シーナのことが気になって仕方がない。
クズ王子&性悪女
ダイド王国の第三王子。シーナを利用するだけ利用して婚約破棄し、国外追放したクズ王子。
ルルック侯爵家の長女で、レクターとの結婚を夢見ていたが、その立場を奪われたことでシーナを恨んでいる。
『追放聖女の勝ち上がりライフ』著者のまゆらん先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
書き始めたのは2年ほど前で、仕事がハードになったのがきっかけです。現実逃避のために始めました。「書かなきゃやってられるか」と呑んだくれのサラリーマンのようなことを言いながら、投稿小説を書いていました。初めて書いた作品は『婿養子の心得』という短いお話でしたが、いわゆるざまぁ展開で、現実のうっ憤を晴らしていました。夢のない話ですみません。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
くすっと笑えるような展開をお話の中に混ぜ込むことが好きなのですが、やり過ぎて脱線し過ぎないように注意しています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
女性目線のお話、特に悪役令嬢や、虐げられた女性が頑張るお話が好きです。現実にはこんな王子様はいないと思いながら、ヒーローに助けられて幸せになるお話をよく読んでいます。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
以前まではスマホをポチポチして作っていたのですが、最近はパソコンで作っています。人がいると集中できないので、自宅で家族がいない隙や、寝静まった後に、こそこそ書いています。
作品「追放聖女の勝ち上がりライフ」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
カッコいいヒーローに助けられ、幸せになるヒロインも好きなのですが、自力で頑張るヒロインのお話も読みたくなり、書いてみようと思いました。
作品の見所はどんなところですか?
主人公が、深く傷つき、臆病になっているけど、克服して成長しようと努力するところです。周囲を巻き込んで、最終的には幸せになるところです。
思った以上にヒーローがポンコツで、読んでくださっている皆さんに多大なご心配をおかけしています。予定ではもうちょっと出来る子だったはずなんですけど、どうしてこうなったのかと、私自身も疑問です。
お気に入りのキャラクターはいますか?
ダントツでキリです。いつもシーナちゃんと一緒に、ウチワを持って応援しています。真のヒーローはキリですから。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
やはりイラストをいただいた時の嬉しさは衝撃的でした。文字でしか会ったことない人が具体化されたのですから、はじめてラフ画をいただいた時は、つい叫んでしまいました。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
アドバイスなどと偉そうなものができる身分ではありませんが、好きなものを、好きなように書くことが一番だと思います。私も、自分が読みたいものを書いていますから。