- 婚約者のお荷物として扱われていた主人公の秘められた才能が開花!
- 逆境を乗り越えて人生をやりなおすハッピーエンドファンタジー
- 第10回ネット小説大賞受賞作!
刊行情報
お荷物令嬢は覚醒して王国の民を守りたい!
著 | : | 暮田呉子 |
イラスト | : | woonak |
本の紹介
優れた婚約者の隣にいるのは平凡な自分──。
ヘルミーナは社交界で、一族の英雄と称された婚約者の「お荷物」として扱われてきた。
婚約者に庇ってもらったことは一度もない。
それどころか、彼は周囲から同情されることに酔いしれ、ヘルミーナには従順であることを求めた。
そんなある日、パーティーに参加すると秘められた才能が開花して……。
逆境を乗り越えて人生をやりなおすハッピーエンドファンタジー、開幕!
登場人物紹介
お荷物令嬢
ウォルバート公爵家が率いる水属性の一族、テイト伯爵家の長女。10歳で子爵家のエーリッヒ・アルムスと婚約したが、エーリッヒに比べて平凡で、「お荷物令嬢」の立場に甘んじていた。
ガチムチな大型犬!?
火属性を束ねるレイブロン公爵家の嫡男で、王国の精鋭部隊・第一騎士団の副団長。仕事人間で、女性に対してきわめて奥手な性格が災いして婚約者すらいない。
魔物には容赦なし!
西の国境を守る風の民、ラゴル侯爵家の跡継ぎで、第一騎士団の団長。「残虐非道な冷血漢」と言われるほどの実力者。
一族の英雄
アルムス子爵家の長男で、ヘルミーナの婚約者。二次覚醒によって魔力が増幅し、ウォルバート一族の英雄と称される。
著者紹介
『お荷物令嬢は覚醒して王国の民を守りたい!』著者の暮田呉子先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
学生時代、図書室にあったファンタジー小説を読んで自分もこういう世界観が書きたいと思ったのが始まりです。
とくに『デルフィニア戦記』は夢中で読んでいました。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
自分が作り出した世界観にスッと入っていてもらえるような設定を心がけています。
あとキャラクターは覚えてもらうために、特徴や個性を持たせるようにしています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
ホラー以外(笑)基本的に好きです。今は異世界ファンタジーもので、のんびりゆったり進んでいく物語がお気に入りです。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
普段の執筆はメモ帳アプリや共有メールを使用してタブレット&ミニキーボードで行っていますが、書籍用の原稿はPCを使ってWordで作業しています。
場所は、机に向かっていることが多いですが、気分転換もかねてカフェなどで執筆するのも好きです。洋楽を聴きながら2~3時間ぐらいの時間を取るようにしています。
作品「お荷物令嬢は覚醒して王国の民を守りたい!」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
元は乙女ゲームの悪役令嬢ものが書きたくて、その舞台設定として書き出した短編小説でした。それがあれよこれよと今の形になってしまい、自分でも驚いています。
作品の見所はどんなところですか?
お荷物令嬢と呼ばれていた主人公が、唯一の光属性を覚醒させ、それによって色々な人たちと出会い、また様々な経験をすることで成長していくその過程を見守っていただければと思います。あと、誰と結ばれるのかも……。
お気に入りのキャラクターはいますか?
マティアスです。余計な描写を入れてしまっているので、読んでいる方にはすぐにバレてしまいますね。動かしやすいキャラであればダントツでランスです!
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
ツギクルさんのフォローアップが凄かったです。初めて出版を希望している方にはこちらをオススメしたいほど、刊行までのスケジュール表はもちろん、SNS上での宣伝から販売促進までしっかりされているので、とてもありがたかったです!
自分の生み出したキャラクターを絵にしていただけるというのは、何度あっても嬉しいものですね。今回も素敵な絵を描いてくださったwoonak先生には感謝しかありません!
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
私もまだ新人なのでアドバイスできるような立場ではないのですが、編集者の方に読んでもらえる機会やチャンスを逃さないことだと思います。コンテストに参加する、公募に作品を送る等々。編集者の方も推したい作品というのはそれぞれ違ってくるので、とりあえず参加してみるというのが大事だと思います。