- 私が私を幸せにします!
- 旦那様も恋人様もどうぞ存分に愛し合ってくださいませ!
刊行情報
お飾り妻は今の暮らしを続けたい!
著 | : | 志波 連 |
イラスト | : | ありおか |
本の紹介
ルーランド伯爵家の長女マリアンヌは、リック・ルーランド伯爵が出征している間に生まれた上に、父親にも母親にも無い色見を持っていたため、その出自を疑われていた。伯爵に不貞と決めつけられ、心を病んでしまう母親。マリアンヌは孤独と共に生きるしかなくなる。
伯爵の愛人がその息子と娘を連れて後妻に入り、マリアンヌは寄宿学校に追いやられる。
卒業して家に戻ったマリアンヌを待っていたのは、父が結んできたルドルフ・ワンド侯爵との契約結婚だった。
白い結婚大歓迎! 旦那様は恋人様とどうぞ仲良くお暮しくださいませ!
やっと自分の居場所を確保したマリアンヌは、友人達の力を借りて運命を切り開く。
登場人物紹介
お飾り妻
両親にない色味を持って生まれ、愛されない幼少期を過ごし、その後契約結婚により侯爵家に嫁ぐ。学園時代の友人に助けられながら、仕事に楽しさを見出し、真の意味での自立を目指している。
旦那様と恋人様
マリアンヌの夫と、その恋人。マリアンヌに白い契約結婚を申し入れた。ラブラブな二人。リリベルはルドルフの子どもを授かるが……。
逞しい学友
マリアンヌの学友。マリアンヌに負けぬほど不遇な幼少期を過ごすも、逞しく明るい性格でマリアンヌを助ける。
大事な学友
マリアンヌの学友で、大きな商会の後継ぎ。マリアンヌを気遣い、面倒をみる。マリアンヌ結婚後もビジネスパートナーとして彼女を支える。
著者紹介
『お飾り妻は今の暮らしを続けたい!』著者の志波 連先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
つい最近です。2021年の冬でした。寒すぎてずっと家にいたのでなんとなく書いてみようかなと思ったのがきっかけです。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
書き始めたときに決めている結末を変えないということです。それと笑いのエッセンスを忘れないことも心がけています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
歴史時代ものが大好きですが、推理系も捨てがたいです。主人公に感情移入して読むタイプなので、最後には勝つというストーリーが大好物です。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
自室のPCで書いています。夜中に書くことが多く、筆がのると窓の外が明るくなっているなんてこともあって、ちょいちょい家族に怒られています。
作品「お飾り妻は今の暮らしを続けたい!」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
飲食店で隣のテーブルにたまたま座った女性たちの会話の中にヒントがありました。あなたは強いと言われ、嫌そうな顔をした女性心理に興味を覚えたのがきっかけです。
作品の見所はどんなところですか?
何があってもブレない主人公の天然っぷりでしょうか。
お気に入りのキャラクターはいますか?
アランです。大人になったアランを想像するだけで幸せになれますから。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
表紙ラフを初めて見たときの感慨はなかなかでした。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
とにかく書いてみることです。悩むのは後回しで大丈夫。思い立ったが吉日です。