- おっさん、異世界へボッチ転移
- 職業「村長」で村づくり始めました!
刊行情報
異世界村長
著 | : | 七城 |
イラスト | : | しあびす |
本の紹介
職業は……村長? それにスキルが『村』ってどういうこと? そもそも周りに人がいないんですけど……。
ある日、大規模な異世界転移に巻き込まれた日本人たち。主人公もその一人だった。
森の中にボッチ転移だけど……なぜか自宅もついてきた!?
やがて日も暮れだした頃、森から2人の日本人がやってきて、紆余曲折を経て村長としての生活が始まる。
ヤバそうな日本人集団からの襲撃や現地人との交流、やがて広がっていく村の開拓物語。
村人以外には割と容赦ない、異世界ファンタジー好きのおっさんが繰り広げる異世界村長ライフが今、はじまる!
登場人物紹介
ナナシ村村長
ある日突然、自宅とともに異世界に飛ばされたおっさん。村民を増やして村の生き残りに奮闘する。
40歳、元建設業。
ナナシ村農民
職業は農民、スキルは農耕。スキルを活かしてジャガイモ、サツマイモの栽培など農業を担当。
24歳、元ベーカリー店店員。
ナナシ村魔法使い
職業は魔法使い、スキルは水魔法。日常的に使う水の供給はもちろん、水を使っての攻撃も可能。
19歳、元専門学校生。
ナナシ村細工師
職業は細工師、スキルは細工。村のクラフト全般を担当。木材、石材などの加工で、村の生活レベル向上に貢献。
15歳、元中学生。
著者紹介
『異世界村長』著者の七城先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
2年ほど前になります。以前から異世界ファンタジーが大好物で、いろいろな作品を読んでいました。「村とか集落を題材にした開拓ものが読みたい」「自分好みのストーリーはないかな」と、自ら書き始めたのがきっかけです。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
主人公が(戦闘面で)無双し過ぎない。(行き過ぎた)ハーレムを作らない。とは言いつつも、チカラは欲しいし仲間からの好感を得たい。そのあたりのさじ加減を意識しています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
好きなジャンルは領地開拓系とサバイバル生活です。仲間と協力して苦難を乗り越える展開がたまりません。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
普段はパソコンのメモ機能を使ってます。平日は夜に1時間、休日は3時間ほどでしょうか。まわりが騒がしいときは潔く諦めます。
作品「異世界村長」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
トイレから出たとき、「ドアの向こうが異世界だったら?」みたいな妄想に至りまして……。「さすがにトイレだけ残ってもなぁ」「自宅丸ごとならどうだろう」と、話が膨らんでいった気がします。
作品の見所はどんなところですか?
おっさんと仲間たちの掛け合いをお楽しみいただけたら幸いです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
冬也と夏希です。このふたりのおかげで村がずいぶんと賑やかに。それともうひとり、登場はまだ先になりますが敵方?の聖女さんも結構お気に入りです。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
やはり書籍化の打診をいただいたときでしょうか。あんなにドキドキしたのは久しぶりでした。その後イラストを拝見してようやく実感が湧きました。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
アドバイスできる立場ではないですが……。思いつくままに、キャラクターが動き出すままに、自分が読みたい物語を書くことだと思います。