- 招かれた王国でゆったり一休み……にはならない!?
- ゆるゆると勝ち上がっていく異世界転生ファンタジー、第二弾!
- ヤングキングラムダにてコミック連載中
刊行情報
追放聖女の勝ち上がりライフ2
著 | : | まゆらん |
イラスト | : | とぐろなす |
本の紹介
シーナの開発した「再生魔法」のおかげでジンクレットと兄リュートのわだかまりもなくなり、マリタ王国での地位を確立したシーナ。
より安全にシーナを保護するため、マリタ王国は隣国のナリス王国にもシーナへの助力を打診していた。
そんなある日、ジンクレットは護衛任務のために王都を離れるが、シーナのことが気になって仕方がない。一方のシーナは、ジンクレットの留守に次々とトラブルに巻き込まれて……!
虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく異世界転生ファンタジー、第二弾!
登場人物紹介
王都でワクワクお買い物!
王妃様がくれた街歩き用ワンピースを着て、少し伸びた髪をキリに結ってもらい、準備万端!
寂しがり屋なガチムチライオン
「シーナちゃんと会えないなんて」
悲壮な顔で何を言うのかと思ったら、やっぱりそれか。
一癖ありそうな諜報員
「諜報部のラミス・ガードックです。よろしくお願いしますね」
そう棒読みで言うラミスさんの目には、こちらを侮るような色。
王都一の商会長
「お待たせしました。わたくしが商会長のナジル・ザインでございます」
30代前半ぐらいの、穏やかな雰囲気のお兄さんが、ニコニコと微笑みながら挨拶してくれた。
著者紹介
『追放聖女の勝ち上がりライフ』著者のまゆらん先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
書き始めたのは2年ほど前で、仕事がハードになったのがきっかけです。現実逃避のために始めました。「書かなきゃやってられるか」と呑んだくれのサラリーマンのようなことを言いながら、投稿小説を書いていました。初めて書いた作品は『婿養子の心得』という短いお話でしたが、いわゆるざまぁ展開で、現実のうっ憤を晴らしていました。夢のない話ですみません。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
くすっと笑えるような展開をお話の中に混ぜ込むことが好きなのですが、やり過ぎて脱線し過ぎないように注意しています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
女性目線のお話、特に悪役令嬢や、虐げられた女性が頑張るお話が好きです。現実にはこんな王子様はいないと思いながら、ヒーローに助けられて幸せになるお話をよく読んでいます。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
以前まではスマホをポチポチして作っていたのですが、最近はパソコンで作っています。人がいると集中できないので、自宅で家族がいない隙や、寝静まった後に、こそこそ書いています。
作品「追放聖女の勝ち上がりライフ」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
カッコいいヒーローに助けられ、幸せになるヒロインも好きなのですが、自力で頑張るヒロインのお話も読みたくなり、書いてみようと思いました。
作品の見所はどんなところですか?
主人公が、深く傷つき、臆病になっているけど、克服して成長しようと努力するところです。周囲を巻き込んで、最終的には幸せになるところです。
思った以上にヒーローがポンコツで、読んでくださっている皆さんに多大なご心配をおかけしています。予定ではもうちょっと出来る子だったはずなんですけど、どうしてこうなったのかと、私自身も疑問です。
お気に入りのキャラクターはいますか?
ダントツでキリです。いつもシーナちゃんと一緒に、ウチワを持って応援しています。真のヒーローはキリですから。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
やはりイラストをいただいた時の嬉しさは衝撃的でした。文字でしか会ったことない人が具体化されたのですから、はじめてラフ画をいただいた時は、つい叫んでしまいました。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
アドバイスなどと偉そうなものができる身分ではありませんが、好きなものを、好きなように書くことが一番だと思います。私も、自分が読みたいものを書いていますから。