- 孤児から後宮の下働きへ
- 努力すればいつかは報われる
- お仕事恋愛サクセスストーリー
刊行情報
後宮は有料です!
著 | : | 美雪 |
イラスト | : | しんいし智歩 |
本の紹介
真面目で誠実な孤児のリーナは、ひょんなことから後宮に就職。
リーナの優しさや努力する姿勢は、出会った人々に様々な影響を与えていく。
現実は厳しく、辛いことが沢山ある。平凡で特別な能力もない。でも、努力すればいつかきっと幸せになれる。
これは、そう信じて頑張り続けるリーナが紆余曲折を経て幸せになる物語。
登場人物紹介
元孤児の頑張り屋
孤児院で暮らしていた少女。後宮での仕事の募集に応募したところ、その熱意が伝わり採用される。まじめで誠実な努力家。
高貴な方
後宮で出会った高貴な雰囲気の人。最初は外部の人間としてリーナに接し、仕事の内容などを聞いていた。
リーナの発見者
過労のために倒れていたリーナを発見した人。気まぐれでわがままな性格で、おしゃれや美容に気を遣っている。
軍人?
後宮の中庭でリーナと出会った、正義感の強いさわやかな青年。
著者紹介
『後宮は有料です!』著者の美雪先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
初めて小説と呼べるものを書いたのは高校生の時でした。電車通学の時間に読む本がない時、オリジナルの物語について考えるようになったのがきっかけです。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
オリジナリティを大切にすることです。アイディアを忘れないように、ちょっとした一言であってもメモに書いておきます。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
恋愛・ファンタジー・ミステリーが好きです。心に問いかけてくるような作品に強く惹かれます。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
自室のPCで執筆しています。夜遅めの時間に書くことが多いです。
作品「後宮は有料です!」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
かなり落ち込んでいた時期がありまして、その時に頑張りたい気持ちを込めた話を書こうと思ったのがきっかけです。抜け出せない状況を後宮に、つらい理由を一番下の立場や借金といった設定に置き換えてみました。
作品の見所はどんなところですか?
リーナが幸せを目指して頑張る姿と、それに影響を受けて変わっていく人々の姿です。多様性が溢れる世界の中で、登場人物たちが自分らしく前へ進んでいくお話でもあります。
お気に入りのキャラクターはいますか?
リーナです。本人が知らないところでも、次々と大変なことが起きるので。リーナを応援しながら書いています! 男性陣はもっと出番を増やしたいと思いながら書いています。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
イラストを見て感動しました! 本当に素敵です。細かい設定をしっかり取り入れ、イメージ通りに描いてくださったしんいし智歩様と、苦労をかけてしまいました編集担当者様に心から感謝しています。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
頭の中で考えるだけではせっかくのアイディアやストーリーが消えやすいので、とにかく書いて残しておくことが大事です。最初からうまく書けなくても大丈夫ですし、少しずつ改善をしていけば、自分の目指しているものに近づくことができると思います。