- ソロキャンプから異世界へ!
- 鋼メンタルのカエデが繰り広げる異世界生活、第四弾!
- コミカライズ好評連載中!
刊行情報
一人キャンプしたら異世界に転移した話4
著 | : | トロ猫 |
イラスト | : | むに |
本の紹介
ホブゴブリンの村からロアーの街に帰ってくると、自分の年齢がいきなり三十路目前になっていることに気付くカエデ。
マウンテン鼠が爆発した影響で時間の進み方がおかしくなった模様。
嘆きながら冒険者ギルドに行くと、あと15日で依頼を達成しないと冒険者の資格がなくなってしまうことが判明。
数ある依頼を見てどれにしようか選んでいると……。
鋼メンタルのカエデが繰り広げる異世界生活、第四弾!
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登場人物紹介
いけるいけるいける!
「ははっは! やればできんじゃん!」
とりあえず試乗してみる。石板部分に乗り、風の杖を振り台車を動かす。杖から風が出る度に台車が押され前進する。おお、結構ちゃんと動くじゃん。
数えるの苦手……
オハギが楽しそうに尻尾を振りながら数字を数え始める。
「いーっぴき、にーひき、よーんひき―じゅうろっぴき―にひゃくごじゅうろくひき――」
久しぶりの再会
「なんだ、やっぱりガークじゃん!」
「本当に……カエデなのか?」
「うん、私」
「お前! 生きていたのか!」
「あ、ちょっと! やめて、下ろして!」
意外な人物
「カエデ?」
冒険者たちの奥の方から聞こえた声の主を辿る。
「カイじゃん」
そこには以前より少し成長したカイがいた。
「やっぱりカエデだ。死んだと聞いていて……」
著者紹介
『一人キャンプしたら異世界に転移した話』著者のトロ猫先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
2021年の初夏だったと記憶しています。3つの小説を同時期に書き始め、その後、7月上旬に初めて投稿した小説の一つでした。
小説を書き始めたきっかけ……。実は近年まで、大して読書というものをしてこなかった私ですが、小説を書き始めた前年は家にいる時間が増えたことで、今までなかった空いた時間が増えたのをきっかけに読書をするようになり、自分で書いてみようという思いに至った次第です。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
主人公はもちろん、登場人物のリアルな心情でしょうか? それから、当方はファンタジー作品が多いので、魔法などを使っている時点でいうのもおかしいですが、読者が現実世界でも想像できるように具体的に書くことを心掛けています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
ファンタジー、ノンフィクション、料理、スイーツ。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
最近は朝方5時から2時間程度執筆することが多いですが、電車などの移動中や寝る前などの隙間時間に書くこともあります。もっぱらスマホからの投稿です。
作品「一人キャンプしたら異世界に転移した話」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
キャンプに行きたい気持ちです。書き始めた当初は、キャンプギアについて色々書こうと思ったのですが、どこからかネジが外れたようです。
作品の見所はどんなところですか?
一番は、破天荒な主人公カエデです。好き勝手やっているので、彼女の狂気に晒されて作品を好きになってほしいですね。今までなかったパターンの妖精も登場しておりますので、妖精とは?と考えさせられる作品でもあると思います。
お気に入りのキャラクターはいますか?
ベニとそのお供ですね。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
改稿は、行詰めを間違えて30Pほど足りない状態で提出した以外は順調に進んだと思いたいです。イラストは、むに先生に担当していただきました。イラストの完成版を見せていただいたときは、本当に良く情景をとらえてるなと、ただただ感動したのを覚えています。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
私もまだ新人ですのでアドバイスとかできる立場ではないですが、やはり自分が一番楽しんで書いた方がいいと思います。