刊行情報

ただ静かに消え去るつもりでした

結城芙由奈
イラスト 椎名咲月
定価: 1,320円
(本体1,200円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-2400-2
サイズ:  四六判

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本の紹介

幼い頃からずっと好きだった幼馴染のセブラン。

私と彼は互いに両思いで、将来は必ず結婚するものだとばかり思っていた。あの、義理の妹が現れるまでは……。

母が亡くなってからわずか二か月というのに、父は、愛人とその娘を我が家に迎え入れた。

義理の妹となったその娘フィオナは、すぐにセブランに目をつけ、やがて、彼とフィオナが互いに惹かれ合っていく。けれど、私がいる限り二人が結ばれることはない。

だから私は静かにここから消え去ることにした。二人の幸せのために……。

登場人物紹介

著者紹介

『ただ静かに消え去るつもりでした』著者の結城芙由奈先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

2019年です。元々在宅ワーカーとして働いていましたが、コロナ過により仕事が激減し、趣味の一環として小説を書き始めたのがきっかけです。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

出来るだけ小説の背景や景色を細かく記したいので、ネットで色々検索しながら書いています。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

やっぱり異世界恋愛もの。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

自分の部屋や、家族のいるリビング。暇さえあればパソコンに向かっているので時間の決まりは特にありません。

作品「ただ静かに消え去るつもりでした」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

いつかは知らない土地にあてもなくひとり旅をしてみたいと思っていました。それがこの小説の生まれたきっかけです。

作品の見所はどんなところですか?

家族の絆

お気に入りのキャラクターはいますか?

ヒロインの祖父

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

自分の書いた作品が書籍として世に出回ることと、キャラクターにイラストがつくことです。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

小説を書き続けるのも、実際のプロの小説を読むのも文章力向上のために大切なことだと思います。継続は力なり、です。