刊行情報

悪魔の剣で天使を喰らう

竜胆マサタカ
イラスト 東西
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3143-7
サイズ:  四六判

本の紹介

何故、天使は怪物の姿をしているのか?

カーマン・ラインすら遥か突き抜けた巨塔──『天獄』と名付けられたダンジョンが存在する現代。
悪魔のチカラを宿す剣、すなわち『魔剣』を手にすることで、己の腕っぷし頼みに身を立てられるようになった時代。
若者の多くが『魔剣士』に憧れる中、特に興味も抱かず、胡散臭い雇い主の元で日々アルバイトに励んでいた胡蝶ジンヤ。
けれど皮肉にも、そんな彼はある日偶然魔剣を手に入れ、魔剣士の一人となる。
天獄の怪物たちを倒し、そのチカラを奪い取り、魔剣と自分自身を高めて行くジンヤ。
そうするうち、彼は少しずつ知って行くことになる。
己が魔剣の異質さと──怪物たちが、天使の名を冠する理由を。

登場人物紹介

……広間は9つ。天使の数は……16か

離れ牢に呑み込まれるも、魔剣を手にし、生還した少年。数々の面倒事に巻き込まれていく。

教えてあげる。今の貴方じゃまだ呼べない、私の銘

ジンヤの魔剣に宿る悪魔。だがその名前は明らかに悪魔のものではなく……。

協会所属の魔剣士

離れ牢を調査している協会所属の魔剣士。魔剣『酒呑童子』を所有している。短気で負けず嫌いな性格。

店長代理

離れ牢を調査している協会所属の魔剣士。魔剣『酒呑童子』を所有している。短気で負けず嫌いな性格。

著者紹介

『悪魔の剣で天使を喰らう』著者、竜胆マサタカ先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

中学生の頃です。授業中、暇な時によくノートの端に書きなぐっていました。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

長すぎない文、読みやすい表現、テンポの良さなどを重視しています。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

現代ファンタジーをよく読みます。マイブームはコロコロ変わる方で、たぶん聞かれるたびに推し作品が変わります。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

いろんなスキマ時間にちょこちょこ書き溜めています。

作品「悪魔の剣で天使を喰らう」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

実は特にありません。私が小説を書く時は、たいてい唐突な思い付きから始まります。

作品の見所はどんなところですか?

身の丈を超えた力を得た人間それぞれの行く末。或いは力というものに対する各々の考え方、でしょうか。

お気に入りのキャラクターはいますか?

ユカリコです。友達になりたいタイプではありませんけど。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

自分の書いた作品を本という形にする作業は、いずれも感慨深いものがありました。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

文章力は書いているうちに身につきます。発想力は多くの作品を読めば養われます。たくさん読んで、たくさん書いてください。