刊行情報
- 貴族の檻から
- 解き放たれた転生少女は
- 恋に料理に自由を謳歌する!
どうして私が出来損ないだとお思いで?
著 | : | 黒猫ている |
イラスト | : | 柳葉キリコ |
本の紹介
前世の記憶があるが故に転生後の世界に馴染めず、「出来損ない」と罵られるアイリーン・ブレイアム伯爵令嬢。
ついには婚約者である王太子殿下から婚約を破棄され、家を追い出されてしまうが――
「ようやく自由の身になれました! これからは、自分のやりたいように生きていきます」
まずは美味しい魚貝を食べるために訪れた港町で、アイリーンの運命は大きく変わることになる。
貴族社会から解放されたことで自由に羽ばたく転生者の物語、開幕!
著者紹介
『どうして私が出来損ないだとお思いで?』著者の黒猫ている先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
脚本や短編小説には長く携わっているのですが、長編小説の執筆に本腰を入れて取り組むようになったのは2023年からです。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
ゲームや漫画のように常に絵が表示される訳ではないので、読み手が脳内で光景を想像出来る描写を心がけています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
毎日webtoonを読むのが日課でして、その原作となるライトノベルも日々読んでいます。またミステリー小説と時代小説も大好きです!
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
執筆も気分転換も、全てノートパソコンで行っています。起きている時間は、ほぼそのまま作業時間ですね。
作品「どうして私が出来損ないだとお思いで?」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
貴族社会と、現代日本人の価値観の差に注目してみました。貴族社会の中で生きづらい主人公が、そこから解き放たれたら……というのが基本コンセプトです。
作品の見所はどんなところですか?
アイリーンを取り巻く環境の変化、周囲の人々との接し方と、何より料理描写に力を入れました!
少しでも「美味しそう」「食べたい!」と思っていただけたら嬉しいです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
全員お気に入りなのですが、書籍版を書き下ろすにあたって、ダグラスとハドリーはかなり贔屓しています。
二人とも出番はあまり多くないキャラなのですが、是非注目していただけると嬉しいです。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
短編小説を書籍一冊分にリライトしているので改稿作業は勿論大変だったのですが、合間合間に届く柳葉キリコ先生が描いてくださる美麗なイラストの進捗がとにかく嬉しくて、それを原動力に頑張りました!
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
とにかく書く、そしてどんな形であれ書いた作品を公開することでしょうか。
動けば動いただけ、チャンスは巡ってきます。
行動あるのみ! の精神で、お互い頑張りましょう!!