刊行情報

クズの婚約者とはオサラバできそうですが、自分は自分で罠にはまってしまったかも?

チョコころね
イラスト 昌未
定価: 1,540円
(本体1,400円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3824-5
サイズ:  四六判

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本の紹介

クズ婚約者は義姉と一緒になるそうです。
他の女なら慰謝料ふんだくれるのに、まったく役に立たないクズです。
でもそれならそれで、あんな家捨ててやろうと思ったのですが……。

登場人物紹介

1

1

自由を望む子爵令嬢

家族に疎まれ不遇な日々を送る。クズ婚約者との破棄を機に第二王子セルリアンと出会い、運命が大きく動き出す。

2

一途な想いを秘めた第二王子

王国の第二王子。美貌と明晰な頭脳を併せ持つ。幼い頃に出会ったクリスタを一途に想い続けている。

2

知略をめぐらす帝国の皇女

デュアリー帝国の第 一皇女。物語の鍵を握る人物。

2

クズの婚約者

クリスタの婚約者である伯爵家次男。外見は良いが中身は軽薄で、婚約者であるクリスタを蔑ろにする。その義姉エリザと公然と浮気をしている。

著者紹介

『クズの婚約者とはオサラバできそうですが、自分は自分で罠にはまってしまったかも?』著者のチョコころね先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

学校の図書室にあった小説やマンガの『大河モノ』を読むうちに、自分も歴史上の人物を掘り下げて書きたくなりました。実際に小説っぽくなったのは大分後です。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

文章を書くことは筋トレみたいなものなんでとにかく毎日書け!ですね。書けない時は、1行でもいいから書こうね?と自分をなだめすかして書かせます。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

歴史系やSF、ファンタジー物はずっと読んでいて今も好きですが、コロナ以降は『悪役令嬢モノ』が大好きになりました。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

夜にキーボードをカタカタ叩いてます。休日の昼間や、部屋で書けない時はモバイルを持ってカフェチェーンへ移動します。ただ外で集中できるのは1時間位なので、後はごはん食べて帰ります。

作品「クズの婚約者とはオサラバできそうですが、自分は自分で罠にはまってしまったかも?」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

卒業パーティでは『婚約破棄』なんて真似は、決して出来ないであろう貴族の子たちの、断罪物を書いてみようとした結果、子爵令嬢の主人公が誕生しました。

作品の見所はどんなところですか?

登場人物全員が、何らかの形で繋がっている所です。『オトネル子爵は何も知らない』で、子爵にチクリと嫌味を言ったメイドはリカだったとか、クリスタとベアトリスは前世で知り合いだったとか、裏設定は書き切れないほどありました。

お気に入りのキャラクターはいますか?

ベアトリスです。あと、クリスタのパパも実は気に入っています。平民になった後、場末の飲み屋の片隅で安酒を飲み、密かにクリスタにつながる人を助けたりしています。案外この2人、お互いの正体を知らないまま一緒に飲んだことがあるかもです。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

お話をいただいてからずっと、心のどこかでは半信半疑で…表紙を描いていただいたあたりで『あぁこれは本当の話なんだな…』と覚悟しました。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

自分で自分の作品の〆切を作ることを勧めます。それを神でも推しでもSNSでもいいから、裏切りにくい誰かに誓うことも。1本の作品を仕上げれば、次に続くので。