刊行情報

異世界でぼったくり宿を始めました
-稼いで女神の力を回復するミッション-

斎木リコ
イラスト 汐張神奈
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3184-0
サイズ:  四六判

本の紹介

ショッピングモールの大規模事故で死んだ五条あかり。異世界の女神を助けた縁で、彼女が邪神を倒す為の力を回復する手伝いをする羽目に。
方法は、高難易度のダンジョンの中にある家で、素材を採取したりやってくる人間相手に商売をして稼ぐ事。
高額素材を換金するもよし。
物資が底を突いて困っている相手に高額で物資を売りつけてもよし。
庭先でキャンプ(有料)させるのもいい。
稼げば稼ぐほど、女神の力は回復するぞ!
やがて邪神を完全消滅させる為にも、頑張ってぼったくっていこう。

登場人物紹介

1

ぼったくり開始!

「あの! 大変申し訳ありませんが、庭を使う使用料をいただきます!」

「使用料?」

3人がきょとんとした顔でこちらを見る。タダで敷地に泊まれると思うなよ。

12

幼女女神

『無事辿り着けたようじゃの。これからそこで暮らし、採取や尋ねてくる人間相手に商売をして稼ぐがよい。そなたが稼げば稼ぐほど、わらわの力が回復するのじゃ。』

2

銀の牙

「俺達は、このホーイン密林を探索している冒険者パーティー『銀の牙』だ。俺は剣士のラルラガン。気軽にラルと呼んでくれ」

2

神様関連に目がない元修道女

シスター風の女性は、凄く嬉しそうな顔になった。というか、よだれが垂れているんだが。

「ものすっごく神力に溢れた水よ! ああ、これ、一体どこで―」

「セシ! 今はイーゴルを治療するのが先よ!」

著者紹介

異世界でぼったくり宿を始めました -稼いで女神の力を回復するミッション』著者の斎木リコ先生にインタビュー! 

作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

当時流行っていた「勇者もの」を自分が書くならどうする? と考えたからです。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

読みやすく、わかりやすい文章になるように。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

最近は異世界ものが多いです。たまにSF。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

現在は自宅のダイニングテーブルの上で、ノートパソコンを使って書いてます。

作品「異世界でぼったくり宿を始めました -稼いで女神の力を回復するミッション-」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

ゲームでたまにある、ダンジョンの中の回復ポイントや宿屋が、「物語の中にあったらどうなるか」と考えたのがきっかけでした。

作品の見所はどんなところですか?

アカリと幼女女神のやり取りでしょうか。

お気に入りのキャラクターはいますか?

動かしやすさでは幼女女神です。ヒロインなので、アカリも好きですけれど。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

書き下ろしでない限り、一度書いたものを再構成する点です。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

書き続けましょう!