刊行情報

どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら

風見ゆうみ
イラスト
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3185-7
サイズ:  四六判

本の紹介

「もう、無理です!」
伯爵令嬢である私、アンナ・ディストリーは屋根裏部屋で叫びました。
男の子がほしかったのに生まれたのが私だったという理由で家族から嫌われていた私は、密かに好きな人だった伯爵令息であるエイン様の元に嫁いだその日に、エイン様と実の姉のミルーナに殺されてしまいます。
それからはなぜか、殺されては子どもの頃に巻き戻るを繰り返し、今回で11回目の人生です。
何をやっても同じ結末なら抗うことはやめて、開き直って生きていきましょう。
そう考えた私は、姉の機嫌を損ねないように目立たずに生きていくことをやめ、学園生活を楽しむことにします!

「好きに生きる」と開き直ったアンナの、11回目の人生の物語!

登場人物紹介

 

開き直って生きる!

毎回18歳の時に夫と姉に裏切られ命を落とし、今回11回目の人生を迎えている。

開き直って好きに生きる!と決意。

 

命を救われた侯爵令息

今までの人生では10歳前後で命を落としていたが、今回はアンナに救われ、生き延びる。

 

アンナの命を奪う姉

アンナの姉。

今までの人生では、エインとともにアンナを裏切り、命を奪ってきた。

 

アンナを裏切る婚約者

アンナの婚約者。

今までの人生では、アンナを裏切り、死へ追いやった。

著者紹介

『どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら』著者、風見ゆうみ先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

子供の頃に書いていた時期がありましたが、私生活が忙しくなり書くのをいつしか止めていました。それから、2021年の末に仕事を辞めた事をきっかけにまた書き始めました。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

自分の伝えたい思いやテーマなどを入れることです。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

本は推理小説。洋画のサスペンス、スリラー、パニック、アクション、カーアクションが好きです。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

パソコンを買ったので昼間はパソコン。夜はベッドの中でスマホでひたすら書いています。酷い時は夜中まで、もしくは夜中に目が覚めたら書いています。それでよく腱鞘炎になるのでオススメしません。

作品「どうせ結末は変わらないのだと開き直ってみましたら」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

何かで運命は変えられないと書かれていたのを見まして、自分の行動次第で変わることもあるのではないかと希望を持ちたくて書きました。

作品の見所はどんなところですか?

一生懸命なアンナに味方が増えていくところでしょうか。

お気に入りのキャラクターはいますか?

アンナを含む仲良し4人組です。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

やはりイラストが嬉しいです! 挿絵箇所がどんなところかわかる時も嬉しいですね。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

とにかく書く! でしょうか。苦しんで書くのではなく、書く事が苦にならないように楽しく書くのが良いのかなと思います。一言じゃなくてごめんなさい。