刊行情報

転生幼女は愛猫とのんびり旅をする

茨木野
イラスト ザネリ
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3613-5
サイズ:  四六判

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本の紹介

道に飛び出した愛猫を助けようとして、トラックに引かれて死んでしまった、私。28歳OL。
目覚めると神様がいて、猫を助けたお礼に、異世界異世界転生させてくれることになった。
愛猫とともに転生した私だったけど……。
「召喚した聖女が幼女だと!? おれに幼女趣味はない!」
タイミング悪く、聖女召喚に巻き込まれた私は、力の弱い幼女だからといって、魔物のうろつく死の森に放置される羽目になる。
しかし、実は愛猫は猫の神様だったことが判明。
超強い愛猫と、神の力をもらって無敵になった私は、異世界でのんびり旅をすることにする。
一方、神とその愛し子を虐げた王子は、破滅することになるのだった。

登場人物紹介

01

02

無敵幼女

捨て猫だったバステト神・ましろを大切に育てた結果、神の眷属となり半神化した。ましろと共に異世界を無双する幼女聖女。

03

チートな愛猫

太陽神の娘で、最高神に育てられたバステト神という猫の神。月と豊穣を司る。食料を増やしたり、死者を蘇生したりできる。

04

沈黙の大聖女

引きこもりの元聖女。寧子同様に、過去に異世界から召喚された聖女で、人々からは沈黙の大聖女と呼ばれていた。

05

王国騎士団長

ゲータ・ニィガ王国の王国騎士団長であり、王女でもある。ただし、妾の子のため王位継承権はない。実力で、騎士団長まで成り上がった。

著者紹介

『転生幼女は愛猫とのんびり旅をする~』著者、茨木野先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

小説を本格的に書き始めたのは、大学生2年生くらいからです。
大学生の時、とにかくひまで、その当時、mi●iで、日記を書きまくっていました。
そしてそれがなぜか大学の人たちに読まれており、「面白いね」と言っていただけるようになりました。
そして、2年生の時、高校の時の後輩がラノベの新人賞の公募に出すから、読んで添削して欲しいと依頼を受けました。
その子に影響を受けて、僕もやってみようと思い、これまたmi●iで小説を書いたところ、たくさんの人に褒めてもらいました。それが、すごくうれしくて、僕は今も小説を書いてます。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

とにかく、「読んでる人が気持ちよくなれるように」、という意識で書いてます。
今、世の中には娯楽で溢れかえっています。それらよりも、僕の小説をわざわざ読んでいただいているんだから、せめて少しでも気持ちよくなってもらいたいな……という意識で小説を書いてます。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

日常系作品が好きです。アニメも漫画も。主人公たちが、楽しく過ごしている日々を眺める系の作品が大好きです。
あとはスポーツもの。努力が報われるところがいいなって思います。元気がないときは特に、スポーツものを見て(読んで)、勇気を貰っています。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

執筆する場所は、家の外だったり、中だったりとまちまちです。午前中は比較的家に居て小説書いてます。
夜はなるべく書かないようにしてます(やる気が無くなるので)。でも〆切前や、今日書かないといけない小説がまだ書き終わってない時は、夜も書きます。
執筆には、ポメラDM250を使ってます。
文字を打つ以外なんもできないのがいいですね。

作品「転生幼女は愛猫とのんびり旅をする」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

きっかけは、凄く単純で、可愛い女の子が猫と暮らすアニメを見たからです。癒やし……そう、当時は癒やしを求めていました(今もですが……)。
なんにも深いことを考えず、可愛い女の子が、可愛い猫と、のんびり無双する。そんなボンヤリとしたイメージから書き上げられたのが、本作となっております。

作品の見所はどんなところですか?

ましろの猫っぷりですね。わがままだったり、奔放だったり、でも大好きな人にはとことんあまえる。そんな可愛いましろの可愛さと、無双っぷりに、振り回される周囲とのギャップを見て、少しでも楽しい、癒やされたって思っていただけたら幸いです。

お気に入りのキャラクターはいますか?

元聖女の愛美さんが一番好きです。ヤスコやましろの被害を誰よりも受けてる、可哀想な子です。そこがお気に入りです。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

それはもちろん、イラストでしょう! キャララフが届いて、ああ、イメージ通りの可愛い子らがきたよー! とテンション上がってました。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

まだ僕もペーペーなんで、偉そうなことは言えないですが……。
あえて、アドバイスさせていただけるのでしたら……。
「書きましょう」
これにつきます。
書かないといつまで経っても作家になれません。書きましょう。