刊行情報

不遇な前世を持つ辺境伯家三男は、家族と優しさで異世界を救済する

御峰。
イラスト キャナリーヌ
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3657-9
サイズ:  四六判

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本の紹介

前世で父親の暴力によって命を落とした兄妹。兄が真っ白な世界で出会った神と思われしきお爺さんは「君は別の異世界に生まれ直すことになるのじゃ。たくさんの困難もあるじゃろうけど、頑張るのじゃ。さすれば――――」と言い残して消えた。
再び目を覚ました兄は、家族の愛情が溢れるエクシア辺境伯家の三男として転生を果たしていた。
優しい家族に囲まれて、辺境伯家三男は成長する。
これは、不遇な前世を持つ辺境伯家三男が、魔力と錬金術でチートしながら、持ち前の優しさで異世界を救う物語。

登場人物紹介

01

02

規格外の転生少年

前世で暴力的な父との生活で命を落とし、異世界のエクシア辺境伯家に転生した。強力な魔法の才能を持つ。スライムの従魔、ポンちゃんと仲良し。

03

元気で優しいお姉ちゃん

クロウティアの姉で、エクシア辺境伯家の長女。好奇心旺盛で家族想い。最上級才能『剣聖の証』を開花させる。

04

優れた商才

北から流れ着いた、優れた商才を持つ青年。クロウティアに与えられた大きな機会と深い信頼に応えるべく、全身全霊で仕えることを誓う。

05

頼れる師匠

エドイルラ街の奥で錬金店を営む謎多き女性。クロウティアの錬金術の師匠となる。

著者紹介

『不遇な前世を持つ辺境伯家三男は、家族と優しさで異世界を救済する』著者、御峰。先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

21年5月から書きました。書いたきっかけは、鬼滅の刃という映画であまりにも泣いてしまい、自分にも誰かを泣かせられる小説を書いてみたいな~と漠然と思ったところからですね。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

とにかく自分が涙を流せる作品を心がけています。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

異世界転生ファンタジーを知ってからは、そればかりになっています。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

執筆は家のデスクトップパソコンで行っています。時間はできれば15時間くらい行いたいんですが、それを一年間やってしまい腕を壊したので、最近は時間ではなく最大6000字までと決めております。

作品「不遇な前世を持つ辺境伯家三男は、家族と優しさで異世界を救済する」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

異世界転生のアニメを見て、自分が転生したら…からいろいろ想像が飛躍しました。

作品の見所はどんなところですか?

主人公がどんどん無自覚に最強になっていきますが、それによって周りの人々が悩んだりしながらもお互いに会話を重ねることで幸せになっていく様を見ていただきたいです。

お気に入りのキャラクターはいますか?

全員…ではありますが、コミカルな雰囲気のアヤノさんと天の声さんが好きです。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

当作品は、私が人生初めて書いた作品で、それらを全面改稿させてほしいとお願いしてストーリーを一新する中で、キャラクターの想いを当時は書けたなかったけど今は書けるところで思ったよりも文字数を使ってしまうことに大変さを思いながら、とても楽しくて幸せな気分になりました。
 それとすごく余談になりますが、クロウくんのイラストが届いたとき「お…おぉぉぉぉ…クロウくん…君ってこういう顔だったんだね」と思ったところですかね(笑)

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

自分の腕の体力のキャパシティーを知っておくことはとても大切でした。
商業への道で一番大切だと思う部分は、やはり自分が涙を流して、読者様も涙を流せる…そんな小説だと思います。(もちろん笑顔もです)