刊行情報

お貴族様には分かるまい

ぬー
イラスト azな
定価: 1,430円
(本体1,300円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-3776-7
サイズ:  四六判

本の紹介

中規模な商会の三男に生まれたミックは、貴族が多く通う学園に特待生として入学したが、そこは海千山千の魑魅魍魎が潜む貴族世界だった。
なんとか乗りきった一年が終わり、二年に進級して一カ月ほど経った頃、微妙に学園内の空気に変化が。
何故か令嬢たちがピリピリしており、令息たちが変に浮かれた雰囲気を醸し出している。
友人の低位貴族の令息に聞いてみたところ、新入生に超絶可愛い子がいるらしい。
ここからミックの人生は大きく動き出していく――

登場人物紹介

2

貴族社会は怖い!

中規模なブレオ商会の三男。

平民ではあるが、貴族学園に入学した。

かなりのイケメンで、周りが良く見えている。

3

The 貴族令嬢

マーシャル公爵家の令嬢で、マローイの元婚約者。

見た目は高貴な貴族令嬢で、少し近寄りがたい雰囲気がある。

4

おバカ王子!

グレンナール王家の次男。

傲慢な性格で、学園の卒業パーティーにおいて婚約破棄を宣言した。

5

イケメン好き!

ブレンダ男爵家の令嬢。

強欲で自己愛強め。イケメンを見ると誘いたくなる性格。

著者紹介

『お貴族様には分かるまい』著者のぬー先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

2018年秋くらいからです。
同僚からの、読むばかりじゃなくて書かないの?との言葉がきっかけで、書いてみようかなと思いました。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

独りよがりにならないことと、説明がくどくならないことを心掛けています。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

ファンタジーが好きです。ミステリーや冒険譚、あと少年漫画も好きです。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

スマホで書いているので、仕事の合間や隙間時間、寝る前などに書いています。

作品「お貴族様には分かるまい」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

沢山ある転生悪役令嬢ものを読んでいる時に、第三者のツッコミを入れたら面白いかと思いました。
今回の主人公ミックにツッコミスキルはあまりありませんでしたが。

作品の見所はどんなところですか?

騒ぎを起こしている人たちを遠巻きに見て、自衛のためにとった対策が大変なことになってしまい、内心慌てている主人公の心情を読み取っていただけると嬉しいです。

お気に入りのキャラクターはいますか?

あまり出番はありませんが、実はほの黒いマシュー。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

思った以上に書き足しが多かった事ですかね?

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

まずは書いてみて、ちょっと寝かせて読んでみて、誰かに読んでもらって意見を聞いてみると、自覚してなかった自分の好みや思考を知れるかも? それを楽しめたら続けられると思います。