刊行情報
コンプ厨、ファンタジー化した現代を行く。
- 3つのスキルで実現するモンスター図鑑コンプリート冒険記!
著: | マイクハマー |
イラスト: | ゆのひと |
定価: |
1,320円 (本体1,200円+税10%) |
ISBN: | 978-4-8156-0354-0 |
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サイズ: | 四六判 |
本の紹介
ある日、世界はお伽話やゲームに登場するモンスターたちで溢れ返った。
そんなことにも気付かず趣味のゲームを満喫していたサラリーマン佐藤秀一は、買い出しに出かけようとアパートの部屋を出ると、突然目の前に棍棒を持ったゴブリンが出現。
なんとか撃退した佐藤は、「無限収納」「ドロップ率アップ」「モンスター図鑑」という3つのスキルを手に入れる。
モンスター図鑑には倒したモンスターの情報、ドロップしたアイテムが登録される。
佐藤は思った。図鑑をコンプリートしなければ、と。
登場人物紹介
カバーイラスト
著者紹介
『コンプ厨、ファンタジー化した現代を行く。』著者のマイクハマー先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
コンプ厨が初めての作品ですので、本当につい最近書き始めました。きっかけはゆるい現代ファンタジーが読みたくて、自分で書いてみよう。そんな軽い気持ちで書き始めました。今まで読み専だったのですが、書き始めると楽しくて日課みたいになりました。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
コンプ厨ではあまりキツイ言葉を使わないようにしたり、気軽に読んでほしいのでストレス展開は書かないようにしているつもりです。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
好きな作品をあげるとキリがないのですが、特に好きな作品というと、漫画は熊倉裕一先生の「王ドロボウJING」、ゲームはアトラスの「女神転生シリーズ」、小説は伊達将範先生の「DADDYFACE」、映画は「ドラゴンハート」、テレビ番組だと「水曜どうでしょう」が大好きです。好きなジャンルはRPG、アクション、ファンタジー、モンスターパニックです。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
家でスマホを使って書いています。時間帯は主に夜です。改稿作業はパソコンを使いました。スマホは寝転がって書けるので良いですね。音楽や動画などは、そちらに意識がいってしまうので流しません。
作品「コンプ厨、ファンタジー化した現代を行く。」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
皆さんされたことがあるだろう、学校がテロリストに占拠されたら、世界がゾンビ映画のようになったら、みたいな妄想ですね。こんな世界になったら楽しそうだけど、自分なら生き残れなくてダメそう。じゃあどんな人物なら世界を救えるかと考えた結果、主人公の佐藤が生まれました。世に言うコンプリート勢の情熱は凄いですからね。「そういう人たちなら、なんとかしてくれるのでは?」と思いました。
作品の見所はどんなところですか?
厳しい世界観のはずなんですが、そんな世界を図鑑コンプリートのために旅する主人公の珍道中ですね。モンスター求めて、とにかくいろんな場所へ行きます。それと結構とぼけたモンスターも登場するので、そういうところでクスっと笑っていただけると嬉しいです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
人間や動物、モンスターも含めて皆愛着があるのですが、ゼロとシュナイダーがお気に入りですね。主人公の旅に付き合ってくれる可愛い仲間たちです。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
書籍化の打診とイラストです。投稿を始めた際は書籍化のお話をいただくとは夢にも思っていなかったので、ビックリしてしばらく心臓がドキドキしていました。そして自分の考えたキャラクターにイラストがついたときの感動は凄かったです。素敵なイラストを描いてくださったイラストレーターのゆのひと様には感謝の気持ちでいっぱいです。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
私はアドバイスできるほど大したものではないのですが、しいて言うなら楽しく書くことが一番なのではないかと思います。そうでないと書き続けられないと思うので。