刊行情報
悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい!
~好き勝手やっていたのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているのですが~
- 王太子もヒロインも放っておいてください! 悪役令嬢(わたし)は離縁して 田舎暮らしを満喫したいんです!
著: | 華宮ルキ |
イラスト: | 紫藤むらさき |
定価: |
1,320円 (本体1,200円+税10%) |
ISBN: | 978-4-8156-0854-5 |
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サイズ: | 四六判 |
本の紹介
乙女ゲーム『キャンディと聖女と神秘の薔薇』の世界で前世の記憶を取り戻したりかこは、気づけばヒロインと敵対する悪役令嬢アナスタシアに転生していた。
記憶が戻ったタイミングはヒロインが運悪くバッドエンドを迎えた状態で、乙女ゲームの本編は終了済み。アナスタシアは婚約者である王太子とそのまま婚姻したものの、夫婦関係は冷めきっていた。
これ幸いとばかりに王太子との離縁を決意し、将来辺境の地で田舎暮らしを満喫することを人生の目標に設定。しばらくは自由気ままにアナスタシアのハイスペックぶりを堪能していると、なぜか人が寄ってきて……領地経営したり、策略や陰謀に巻き込まれたり。
さらには、今までアナスタシアに興味が薄かった王太子までちょっかいを出してくるようになり、田舎暮らしが遠のいていくのだった――。
バッドエンド後の悪役令嬢が異世界で奮闘するハッピーファンタジー、いま開幕。
登場人物紹介
著者インタビュー
『悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい! ~好き勝手やっていたのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているのですが~』著者の華宮ルキ先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
初めて小説を書いたのは中学生の頃に遊び半分でした。それからしばらく書くのをやめていましたが、2018年の秋辺りからもう一度頑張ろうと思って再開しました。きっかけは自分の頭の中にあるお話を形にしたかったからと、創作に憧れがあったからです。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
一番に考えるのは読みやすさです。さっくり読めるを目指しているので、一話の文字数も2000文字を目安にしています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
スポーツものの少年漫画が大好きで、読むものとしてはそれが一番多いです。小説だとファンタジーもの。他、最近は特撮が好きです。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
私室でパソコンを向き合って書いています。時間はバラバラですが、夜が多いと思います。
作品「悪役令嬢は旦那様と離縁がしたい!~好き勝手やっていたのに何故か『王太子妃の鑑』なんて呼ばれているのですが~」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
「悪役令嬢が離縁を目指す」というところから考えました。「自分が好き」と「流行」をかけ合わせた結果、出来上がったのがあのお話です。ヒロインがバッドエンドを迎えた世界、というのはそこに至るための過程で思いつきました。
作品の見所はどんなところですか?
ヒロインのアナスタシアとヒーローのウィリアムの関係が徐々に変化していくところですかね。
お気に入りのキャラクターはいますか?
どこまで頑張っても報われないロイドが私は好きです。あと、キャララフをいただいた際に、シルフィアの容姿がすごく好みでした。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
やっぱりイラストをつけていただいたことです。キャララフの時点で、「あ、好き」としか言えなかったぐらい、素敵に描いていただきました。あと、初めてのことの連続で戸惑ったのはよく覚えています。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
あまり偉そうなことは言えないのですが、「自分の好き」を前提に書くことが大切だと私は思っています。自分が好きなものじゃないと、書いていて楽しくないですし、なかなか続きませんから。あとはその時の流行やランキング上位を調べたり見たりすることも必要かもしれません。でも、やっぱり一番は「自分の好き」を大切にすることだと思います。