- ブラック離脱、おめでとう!
- 王国一のギルドに転職したら、いきなり隊長待遇、有給取り放題で毎日がめっちゃ楽しい!
刊行情報
妹ちゃん、俺リストラされちゃった
~え、転職したら隊長? スキル「○○返し」で楽しく暮らします~
著: | アメカワ・リーチ |
絵: | なかむら |
定価: | 1,320円 (本体1,200円+税10%) |
ISBN: | 978-4-8156-0867-5 |
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サイズ: | 四六判 |
本の紹介
大手ギルドに勤めるアトラスは、固有スキル「倍返し」の持ち主。
受けたダメージを倍にして敵に返し、受けた支援魔法を倍にして仲間に返してパーティーに貢献していた。
しかし、ある日「ダメージばかり受ける無能はいらない」と、トニー隊長を追い出されてしまう。
そんな不憫な様子を見ていた妹のアリスは王国一のギルドへの転職試験を勧め、アトラスはいきなりSランクパーティーの隊長に大抜擢!
アトラスがいなくなったことで、トニー隊長たちはダンジョン攻略に失敗し、Cランクへと降格してしまう。
アトラスに土下座して泣きつくが、時すでに遅し。王国一のギルドで楽しくやっていたアトラスは、トニー隊長の懇願を一蹴するのだった――
妹ちゃんのおかげで人生大逆転した異世界ファンタジー、いま開幕!
登場人物紹介
著者紹介
『妹ちゃん、俺リストラされちゃった ~え、転職したら隊長?スキル「○○返し」で楽しく暮らします~』著者のアメカワ・リーチ先生にインタビュー!
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
小学生のころです。『パスワード』シリーズのマコト(作家志望という設定だった)に影響を受けて書き始めました。
長編を書ききったのは大人になってからですが(汗)
小説を書く時に心がけていることはありますか?
悪役を悪役として描く、ということです。清々しいくらいクズにしたほうが、物語が盛り上がると思います。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』『りゅうおうのおしごと!』『銀盤カレイドスコープ』が好きです。
あれ、現代モノばかり(汗) もちろんファンタジーも好きです。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
朝、コーヒーとともに書くことが多いです。コーヒーがやる気スイッチになっています。
デバイスはThinkPadを愛用。キーボードが圧倒的に打ちやすいので、物書きにはおすすめです。ビジネスライクな見た目もカッコイイし、長持ちしますしね。
作品「妹ちゃん、俺リストラされちゃった ~え、転職したら隊長? スキル「○○返し」で楽しく暮らします~」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
ブラックギルドというテーマが流行していたので、それをストレートに取り入れて「リストラ」「倍返し」というワードが決まりました。しかしそれだけでは殺伐としていたので、緩衝材として「妹ちゃん」を思いつき、今のタイトルに至ります。
作品の見所はどんなところですか?
敵キャラの悪役っぷりと、妹ちゃんの天使さです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
やはり妹ちゃんですね。ただアニスもこれから深堀していきたいキャラクターです。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
たぶん私くらいだと思いますが、確定申告のために帳簿をつけはじめて「これからプロになるんだな」と実感しました。勤めている会社で経理をやっているので、自分の「事業」の「決算書」を持てることが妙に嬉しく感じましたね。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
まずは他人のために小説を書く。そこに自分の好きなことを混ぜる。この順番と塩梅が大事だと思います。
具体的には、「ジャンル」を分析することが「他人のために小説を書く」ことに直結すると思います。ジャンルがあるということは、そこに大きな需要がありますからチャンスも大きいです。
ただし、あまり大きすぎる括りで考えるのはおすすめしません。「ラノベ」とか「青春モノ」とか「ダークファンタジー」とか、そういうのではダメです。分析が抽象的になってしまいます。「追放モノ」でも大きすぎますね。「ブラックギルド追放モノ」くらいのメッシュで分析することを強くおすすめします。
頑張ってください!