刊行情報

婚約破棄23回の冷血貴公子は田舎のポンコツ令嬢にふりまわされる

玉川玉子
イラスト みつなり都
定価: 1,320円
(本体1,200円+税10%)
ISBN: 978-4-8156-1761-5
サイズ:  四六判

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※書き下ろしSS 発売中!

本の紹介

侯爵家の一人息子アドニスは、顔よし、頭よし、家柄よしのキラキラ貴公子。
ただ、性格の悪さゆえに23回も婚約を破棄されていた。
もうこれ以上婚約破棄されないようにと、24番目のお相手はあえて貧しい田舎貴族の令嬢が選ばれた。
やってきた令嬢オフィーリアは想像を上回るポンコツさで、数々の失敗を繰り返しつつも皆にとってかけがえのない存在になっていく。
頑ななアドニスの心にもいつの間にか住み着いて……。

ダメっ子令嬢の頑張りが冷血侯爵の息子の心を掴んでいくハッピーエンドロマンス!

登場人物紹介

著者紹介

婚約破棄23回の冷血貴公子は田舎のポンコツ令嬢にふりまわされる』著者の玉川玉子先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

2021年の春頃からです。コロナで家にいることが多くなりネットで漫画や小説を読むようになったのがきっかけです。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

まだ数作しか書いていないので自分のスタイルも確立しておらず、試行錯誤の日々です。ただ小説家になろうに投稿した際に、完結まで書き上げることだけは自分の中のルールにしていました。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

最近は海外の恋愛小説をよく読んでいます。J.R.ウォードのブラックダガーシリーズにハマっていて、好きなキャラクターへの愛をツイートしたら作者様にリツイートされて、ちょっと嬉しかったですね。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

家族が出かけたあとの昼間の自宅です。SCRIVENERで物語を組み立てて執筆し、Wordで体裁を整えています。

作品「婚約破棄23回の冷血貴公子は田舎のポンコツ令嬢にふりまわされる」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

気難しいヒーローと明るいヒロインと言うのは少女漫画の王道で、わりとよくある設定です。コメディなのでヒロインのキャラを目いっぱい誇張してみました。
実は、最初に思いついたのはネガティブなヒーローとポジティブなヒロインが出会い、惹かれていくにしたがってポジティブ思考とネガティブ思考が逆転していく話だったんですけど、上手くまとまらず、今の形に落ち着きました。

作品の見所はどんなところですか?

スペック的にはカッコいいはずなのに実はヘタレなヒーローがこれでもかというほどポンコツなヒロインに翻弄される様子。

お気に入りのキャラクターはいますか?

書いているうちに脇役に対し情がわいてくるタチなんです。ニコラ、キャロラインに次いで、いま私の中では犬のスキリオスの設定がどんどん拡大しています。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

もっとあれこれ指示され、何度も書き直しさせられるのだと思っていました。
『この辺りにざまあを入れてください』『悪役を登場させてください』みたいに。
噂には聞いていましたが、イラストは本当に感動でしたね。文字に命が吹き込まれて絵になって……まるで魔法のようだと思いました。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

「こんなことを書いてもウケないんじゃないか」とウケを気にしすぎると、どうしても既存の作品の二番煎じになってしまうので、自分が面白いと思えるものを書いたほうがいいように思います。