- 『神々の塔』攻略を中断したリリィは新たな街で不思議な少女と出会う!
- 従魔たちと旅する冒険ファンタジー、第四弾!
- コミカライズ企画も進行中!
刊行情報
奈落の底で生活して早三年、当時『白魔道士』だった私は『聖魔女』になっていた4
著 | : | tani |
イラスト | : | れんた |
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本の紹介
ロザリーが意識不明となり『神々の塔』攻略は中断になるリリィたち。
いつか攻略することをエルトリアと約束したリリィは、新たな街へ向かうことにした。
向かった先は従魔連れが多い街──テルフレア。
大きなイベントが開かれるということもあり、心から楽しみにしていたリリィ。
そんな彼女は、とある少女と出会う。
そして、遂にリリィは第三の従魔とも出会うのであった──。
これは周りから『聖女』と呼ばれ崇められたり、『魔女』と恐れられたりする、聖魔女リリィの冒険物語。
登場人物紹介
ドラゴンと最上級悪魔を連れた、噂の聖魔女
「じゃあ、あなたが噂になっていた方ね!」
「う、噂ですか?」
「ドラゴンを連れた女の子がこの街にやってきたって噂になっているのよ」
みんなタルトをなでなでしたい!
「タルト。こちらにいるカリーナさんが、あなたのことをなでなでしたいそうです」
「キュイ!」
どうやらオッケーみたい。
リリィを神と崇める、最上級悪魔
「バエル? 落ち着いてくださいね?」
「ご心配なく。私は落ち着いていますよ。ところでリリィ様」
「な、何でしょう」
「この者の始末、私に任せてもらえないでしょうか」
脳筋パワー系、第三の従魔!
「ガッハッハ! 困ってる諸君、今行くぜッ! やっぱ登場するならド派手な方がいいからな! あとは俺に任せてくれッ!」
著者紹介
「奈落の底で生活して早三年、当時『白魔道士』だった私は『聖魔女』になっていた」著者のtani先生にインタビュー! 作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!
小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?
だいたい2年前ぐらいです。元々は読むのを専門としていましたが、色々な作品を読んできて、ふと「自分でも書いてみようかな」と思って書き始めました。
小説を書く時に心がけていることはありますか?
読者が面白いと感じてもらえるように書いています。
普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。
様々なジャンルを読んでいますが、ファンタジーやアクション系が多いですね。結構な数の作品を手当たり次第に読んでいます。
執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。
基本的に自分の部屋で夜に書いています。息抜きにマンガを手に取って、執筆が止まるのはよくあることです……。
作品「奈落の底で生活して早三年、当時『白魔道士』だった私は『聖魔女』になっていた」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)
今もそうですが、追放ものが流行っていたので自分も書いてみようと。ただ、当時のランキングに載っている作品のほとんどが男性主人公でした。これを見て「女性主人公の作品があってもいいのでは?」と思ったのがきっかけです。
次に「聖女」か「悪役令嬢」が思い浮かびました。女性主人公となると、この二つが多いですよね。そして本作品は冒険がメインなので聖女にしようと設定が決まりました。
しかし、聖女だけではありきたりかなと思い、何か他にないかと考えた結果、「聖の反対は魔」→「聖女……魔女……」→「魔女いいかも。魔女の設定もいれちゃおう」となって「聖魔女」が生まれました。
作品の見所はどんなところですか?
もちろんリリィの冒険ですね。あとは新しい出会い。この先、個性的なキャラクターやリリィの従魔たちも続々登場してきます。是非とも楽しみにしていただきたいです。
お気に入りのキャラクターはいますか?
当然のことながら全キャラクター好きです。その中でも本作品の主人公と最初の相棒であるリリィとタルトは気に入っています。
書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)
れんた先生に描いていただいたイラストを見た時は感動しました。想像以上のイラストに仕上げてくださり本当に感謝しかありません。
これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。
まずは何でもいいから書いてみること。書かなければスタートラインにすら立てません。そして、「継続は力なり」という言葉があるように、自分が書きたいと思った作品を書き続けることが大事だと思います。それで絶対にデビューできるとは言い切れませんが、書き続けていれば周りから評価され始めるはずです。仮にそこで批判的、辛辣な意見や感想を貰ったとしても、それ以上にその作品が好きで応援してくれる読者がいます。挫けずに最後まで頑張ってください。