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反転の創造主

~最低スキルが反転したら、神のスキルが発動した。生命創造スキルで造る僕の国~​

そのとき少年は、生命を生み出す神スキルを手にした!
スキル反転で運命が変わる逆転革命ファンタジー、開幕! 

著: 円城寺正市
イラスト: 蓮禾
四六判  1,200円+税
ISBN: 978-4-8156-0204-8

本の紹介

貴族には『恩寵(ギフト)』と呼ばれる特殊なスキルを与えられる中央クロイデル王国。
成人の儀式において最低等級のスキルを発現してしまった少年リンツは、貴族から下男へと身分を落とされた上、上級スキルの保持者が集まる夜会で笑いものにされる。
だが、その夜会の最中に反乱が勃発。
貴族に不満を抱いた者たちが仕掛けた『スキルを反転させる呪い』が発動すると、上級スキルは底辺スキルへと変化する逆転現象が起こってしまう。
夜会の現場にいたリンツは、黒幕がうごめく反乱や隣国の陰謀などに巻き込まれていく。

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キャラクター紹介

リンツ・ラッツエル
商家の生まれで、後にラッツエル男爵に引き取られた彩光異色(オッドアイ)の少年。我慢強く、前向きな性格。

ディートリンデ・フォン・クロイデル
中央クロイデル王の一人娘。ジズモンド侯爵家から輿入れした母親似の美少女。

ロジー
銀髪に蒼い瞳、褐色の肌を持つラッツエル家のメイド。美人だが、とにかく無表情。

エルフリーデ・ラッツエル
ラッツエル家の第四婦人マルティナの娘で、リンツの義妹。気は強く、階級意識が強い。ギフトの等級こそが人間の価値だと信じている。

レナ・ハイネマン
西クロイデルの貴族ヒルフェン家の三女。剣聖ハイネマンに剣の指導を受けていた剣豪。

ゴドフリート
父親の代から衛兵を務める王宮守備隊の隊長。ミットバイセの唱える理想の国に共感し反乱を起こす。

マグダレナ・ジーベル
ジーベル伯爵家の次女。博覧強記の天才でディートリンデ姫の家庭教師を務める。実はかなりのいたずら好き。

レオン・マルスラン
中堅貴族マルスラン家の養子で、東クロイデルの宰相。用心深く石橋を叩いて渡るタイプの性格。

コゼット・マス
レオン(マルスラン)に仕える少女。現在は彼の副官ということになっている。

著者紹介

反転の創造主』著者の円城寺正市先生にインタビュー! 
作品にまつわる色々な質問にお答えいただきました!

小説を書き始めたのはいつ頃からですか?きっかけは?

4年前の夏、ブログでも始めようかなと検索したら、たまたま小説家になろうにたどり着きました。
正直、何を思ったのか覚えていませんが、その場でいきおいで一作目を書き始めたのがまったくの最初です。
それ以前には小説を書いたことも、書こうと思ったこともありませんでした。

小説を書く時に心がけていることはありますか?

声に出して読み上げた時に違和感がない文章が、読みやすい文章だと思っていますので、音声読み上げソフトで読み上げるのを聞きながら、違和感がなくなるまで徹底的に文章を敲きます。

普段の生活の中で好きな作品、ジャンルを教えてください。

なんでも読みますが、小説なら中国が舞台の歴史小説。宮城谷昌光先生の『晏子』や『楽毅』が大好きで、マンガ、ラノベならラブコメスキーです。

執筆スタイルについてお伺いします。執筆する場所や環境、時間など教えてください。

自分の部屋じゃないと書けない人間なので自室でデスクトップPCに向かって。
起き抜けの方が文章のクオリティが高いので、3時に起きて朝の6時までが執筆時間です。 

作品「反転の創造主 ~最低スキルが反転したら、神のスキルが発動した。生命創造スキルで造る僕の国~」が生まれたきっかけは?(何から着想を得たのでしょうか?)

「反転する」という思いつきが最初にありました。
で、作家仲間みんなで伊勢に旅行にいった時に、「次どんなの書く?」という話になったときに、口から出まかせで「反転の創造主」の原型といえるようなストーリーラインを口にしたら、某先生が「なにそれ、めっちゃ読みたい」と言ってくれたので書くことにしました。

作品の見所はどんなところですか?

当然、反転です!
逆転勝利はロマンです。
で、一応僕の中の決め事として、戦記もののクライマックスはド派手な大規模戦闘!
というのがあって、今作でもクライマックスでは相当規模の大きいバトルをぶち込みました!
楽しんでいただけると思います! 

お気に入りのキャラクターはいますか?

マグダレナさんです。こういう軍師っぽいキャラクター大好きなんですよね。時点でティモですね。勝手に動いて話を転がしてくれる本当に便利なキャラです。

書籍化される過程で印象深いのは?(改稿が大変、イラストがうれしい、など)

WEBに書く時はプロットも作らず勢い一発で書いちゃうので、書籍化の改稿作業って僕の中ではWEB版をパーツ単位に分解してそれを利用しながら、一から作り直す感じになります。だから改稿作業はほとんど全面書き直しなんですけど、その分改稿後の満足感は格別です。

これから作家を目指している方々へ、ひと言アドバイスをお願いします。

まず書きましょう。技術がないとか文章力がないとか書かない理由をどこかへ放り投げましょう。プロットが決まらないとかキャラが作れないとかいうまえに、でたらめでも何でもいいから本一冊分書いちゃいましょう。なんでもそうです。動き出すのが一番エネルギーを使うんです。ある程度転がれば、あとは勝手に転がっていきますから。