一緒に作品を作りませんか? 一緒に作品を作りませんか?

実際に働くメンバーのリアルな声をお届けするツギクルインタビュー

スタジオ室 電子コミック、Webtoonの制作
スタジオ室Sさん
スタジオ室
Sさんに伺いました!
01
これまでのキャリアについて教えてください
「自分の好きなことに関わる職種を見つけていたら
Webtoonの可能性や、ビジネスとしての構造にも興味を惹かれていきました」
2021年に大学を卒業後、大学院の修士課程に進学しました。大学院修了後はすぐに就職はせず、学生時代から続けていた塾講師のアルバイトを中心に、約1年間フリーターとして過ごしました。その期間中に、改めて「自分の好きなことに関わる仕事がしたい!」と思うようになり、就職活動をスタートしました。
昔から漫画やアニメなどのコンテンツが好きだったこともあり、そうした分野に携われる仕事を探す中でWebtoon編集という職種を知りました。もともと馴染みはありませんでしたが、調べていくうちにWebtoonの可能性や、ビジネスとしての構造にも興味を惹かれていきました。
そして2024年9月、ツギクルに入社。入社以来1年間、Webtoon編集者として勤務しています。これまでに3作品を前任から引き継ぎ、担当してきました。最近では新作の企画立ち上げにも関わっており、日々学びながら仕事に取り組んでいます!
02
ツギクルはどのような会社ですか?
「継続的に作品を出し続けられる、
持続可能な制作体制が整っていると思います」
良い意味で「ギラついていない」会社だと思います。
編集者をはじめとするクリエイティブ職は、時に“身を削ってでも良いものを作るべき”という価値観が評価される場面があります。その姿勢自体は素晴らしいですし、そういった覚悟で作品作りに向き合っている方々を否定するつもりも全くありません。ただ、自分はもう少し現実的に「持続可能であること」も大切だと考えています。
ツギクルで制作しているWebtoon作品の多くは週刊連載形式で配信されていて、1週間ごとに安定して1話を仕上げることが求められます。そのため、毎回限界まで無理をして制作していたらすぐに破綻してしまいます。継続的に作品を出し続けるには、無理なく回せる制作体制が不可欠です。
明文化して掲げているわけではありませんが、ツギクルにはできることを可能な範囲でしっかりとやり、それをビジネスに繋げていこうという社風があるように思います。そうした考え方が、自分の価値観ともフィットしていると感じます。
03
ツギクルへの入社を決めた理由は?
「新しいコンテンツづくりのために若い感性を求めているという回答がストンと腑に落ちました」
最も大きな決め手は、「未経験からWebtoon編集者を目指せる」という点でした。
自分が就職活動をしていた当時、編集職の求人はほとんどが即戦力を期待する内容でした。編集者は経験や人脈が重視される職種であり、しかも人気職でもあるため、未経験からチャレンジできる機会はごくわずかです。
就職活動時、同じく未経験OKでWebtoon編集者を募集していた他社もいくつかエントリーして、「自分に務まる仕事だろうか?」という疑問から、なぜ未経験で編集者を募集しているのかを聞いて回りました。そんな時、ツギクルの面接で頂いた「新しいコンテンツづくりのために若い感性を求めている」という回答がストンと腑に落ち、ここで挑戦したいと思いました。 実際に1年間働いてみて、本当に得難いチャンスをもらえたと実感しています。
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04
現在の仕事内容について教えてください(やりがい・苦労など)
「作品を“コンテンツ”として成立させ、ビジネスに繋げていく―」
Webtoon編集者の仕事は本当に多岐にわたります。企画の立ち上げ、作家や制作スタジオとのやり取り、スケジュールの調整・進行管理、ディレクション、さらに各種事務作業など、制作全体に幅広く関わる立場です。Webtoon制作のほとんどすべての工程に関与していると言っても過言ではありません。やはり作品が0から形になっていく過程を間近で見られることは、大きなやりがいの一つです。
一方で、編集者ならではの苦労も確かにあると思います。編集者の仕事は作品を完成させて終わりではありません。作品を“コンテンツ”として成立させ、ビジネスに繋げていくところまでが求められます。これが中々大変で難しい!
これは個人的な意見ですが、「作品の質」と「コンテンツとしての質」は似て非なるものです。良いコンテンツは、単に作品が優れていれば成立するものではありません。どんなに良い作品でも、読まれなければ評価されません。沢山の人に読まれ、ビジネスとして成立して初めて、コンテンツとしての質が担保されるのだと思います。
作家さんや制作スタジオがリソースを費やして作ったものに対して、「この作品を作ってよかった」と思ってもらえるような結果を出す―それが編集者の基本的な役割で、同時に最も難しい課題なのだと思います。
05
今後の目標や挑戦したいことはありますか?
「物語を必要としている人へ、きちんと届けていくために」
抽象的な言い方になってしまいますが、現在の目標は「人に愛されるコンテンツの成立に十分寄与できる編集者になること」です!そのために今は、何が必要で、どんな力を身につけるべきなのかを日々学び、考えながら仕事に向き合っています。
もともと私はアニメやマンガの物語が大好きで、これまでに数えきれないほどの作品に影響を受けてきました。物語には、人の心を動かし、支える力があると信じています。そして同時に、それらが「必要な人にきちんと届くこと」がとても大切だとも感じています。どんなに優れた作品でも、それが求める人のもとに届かなければ、愛されることはありません。  
だからこそ、編集者は作品を“コンテンツ”として成立させ、適切な形で世に出すことで、人と作品の「出会い」を演出していく必要があります。その出会いがきっかけとなり、読者に喜ばれ、作家やスタジオ、会社にもきちんと成果が返ってくる。そしてその成功が、次の作品づくりにつながっていく。そんな理想的な循環をつくる編集者になれるよう、これからも努力を重ねていきたいと思います!
採用情報
現在募集はありません。
会社概要
社名ツギクル株式会社
代表者代表取締役社長 土橋 康成
所在地〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー
事業内容インターネットサービス事業、出版事業
設立2016年4月15日
株主SBクリエイティブ株式会社
アクセス
東京メトロ銀座線 [虎ノ門駅] 3出口 徒歩4分
東京メトロ日比谷線 [虎ノ門ヒルズ駅] A2出口 徒歩4分
東京メトロ銀座線・南北線 [溜池山王駅] 9出口 徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線・千代田線 [国会議事堂前駅] 3出口 徒歩7分
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